米国 DRVision Technologies LLC との業務提携により、半導体検査装置・測定機・顕微鏡分野におけるソフトウェア開発力を強化

2008年10月9日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:苅谷 道郎)は、米国DRVision Technologies LLC(米国ワシントン州ベルビュー、President:Dr. Shih-Jong (James) Lee 以下 DRV社)とインストルメンツカンパニーの半導体検査装置・測定機・工業顕微鏡・生物顕微鏡および生細胞イメージング分野でのソフトウェア開発における業務提携を行います。
今後、両者の技術を相互活用し、より付加価値の高い半導体検査装置・測定機・顕微鏡システムを提供してまいります。なお、この業務提携を推進し、成果を確実なものとするために、ニコンはDRV社への資本参加を行っています。

業務提携の経緯

回路パターンの微細化により、ウェハのマクロ検査には、極めて高度な画像処理用ソフトウェアが求められるようになってきました。また、顕微鏡・測定機・生細胞イメージングの分野においても、観察・測定の機能に加え、ソフトウェアの役割が重要性を増しています。
こうした中、ソフトウェアの開発力を一層強化すべくDRV社との関係を強化・拡大することになりました。

提携の内容

インストルメンツカンパニーの製品に搭載するソフトウェアの開発に関する技術協力。

今後の展開

ニコンの光学技術、精密技術とDRV社のソフトウェア技術を融合させることで、革新的なテクノロジーと多彩な機能をそなえた新たなシステム商品を提供してまいります。

DRVision Technologies LLC の概要

代表者 Dr. Shih-Jong (James) Lee, President & CEO
所在地 米国ワシントン州ベルビュー市
設立 2008年5月
事業内容 ソフトウェア開発および販売
DRVision Technologies LLC  Dr. Shih-Jong J. Lee, President & CEOのコメント
DRVは、次世代の自動測定やパターン認識と学習に対するソリューションを備え持っており、それらには、米国NIH(National Institutes of Health)のもとではぐくまれた技術や発明が反映されています。
私は高度な技術力を備えた株式会社ニコンのパートナーとして、一緒にビジネスを拡大できることを大変うれしく思います。技術革新と密接な共同研究によって、産業及びバイオサイエンスのアプリケーションにおいて、多くの製品と技術を送り出していきます。

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

シェアする