「PIXCLIPPER」(ピクスクリッパー)の発売について

動画データから、指定した範囲の動画や静止画の切り出しを行うソフトウェア

2009年9月28日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:苅谷道郎、東京都千代田区)の子会社、株式会社ニコンシステム(社長:萩元雅夫、横浜市)は、デジタル一眼レフカメラなどで撮影した動画データから、指定した範囲の動画や静止画の切り出しを行うソフトウェア「PIXCLIPPER」(ピクスクリッパー)を2009年10月から発売します。

発売概要

商品名 「PIXCLIPPER」(ピクスクリッパー)
価格 15,000円(税込15,750円)
発売予定日 2009年10月1日

開発の背景

ニコンシステムは、新聞業界での取材現場からの画像送信分野に十数年以上前から携わって参りました。2004年に画像送信ソフトPIXCRUISER(ピクスクルーザー)を販売し、現在多くの新聞社にてご使用いただいております。新聞各社も記事の紙面掲載のみからウェブへの掲載を進めており、こうした中でウェブへの動画掲載の需要が高まってきています。また、ニコンのデジタル一眼レフカメラも、動画撮影(Dムービー)が可能な機種が増えてきています。
弊社では、それらの流れを踏まえ、撮影した動画から簡単に必要な部分を切り出し、かつ静止画の切り出しも可能なソフトウェアの開発に着手し、「必要な動画・静止画を切り出し、PIXCRUISER(ピクスクルーザー)で取材現場や遠隔地から送信するための現場で使用できるソフトウェア」というコンセプトに基づきPIXCLIPPER(ピクスクリッパー)を開発しました。

主な特長

1. 画質を劣化させることなく、選択したシーンの動画・静止画ファイルの切り出しが可能

D90、D5000、D300Sで撮影した動画(D-ムービー)から、必要なシーンとして選択した範囲の動画・静止画を、画質を劣化させる事なく切り出す事ができます。

2. 入力した動画ファイルを、WMVファイルへの変換出力が可能

対応フォーマットのデータをWMV形式(*)に変換する事で、容量の圧縮・Windowsでの標準再生に対応します。

  • (*)WMV: Windows Media Video(Windows Media Playerで再生できるファイル形式)

3. 動画像のサムネイル表示機能により、データ切り出し位置の検索・指定が容易

サムネイル画像の表示間隔の指定(フレーム、秒、等間隔)が行え、目的の場面を容易に素早く切り出す事ができます。

主な仕様

対応フォーマット Nikon Dムービーデータ
対応機種 ニコンデジタル一眼レフカメラD90、D5000、D300S対応
  • *本製品仕様は、2009年9月現在のものです。内容は予告なく変更することがあります。

動作環境

CPU Intel Core 2 Duo 2.0GHz以上
OS Windows XP Professional日本語版 SP3
メモリ(RAM) 2GB以上推奨
ライブラリ DirectX 9.0c以上
アプリケーション Windows Media Player10以上
  • *Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

シェアする