「東京大学稷門賞」を受賞

2017年10月12日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)は、寄付研究部門における長年の活動が評価され、国立大学法人東京大学(以下、東京大学)から「東京大学稷門(しょくもん)賞」を受賞しました。

「東京大学稷門賞」とは、私財の寄付や、ボランティア活動および援助、寄付講座、寄付研究部門等により、東京大学の活動の発展に貢献した個人、法人または団体に対し贈られる賞です。

当社は、2006年から東京大学生産技術研究所に寄付研究部門を設置し、日本の産業界で重要な位置を占める光学技術と、大学の光科学研究の乖離を埋めることを目的として、講義や設計実習の実施などの活動を行ってきました。この活動が評価され、「東京大学稷門賞」をこの度受賞するに至りました。

受賞理由(要旨)

  • 「ニコン光工学寄付研究部門」(設置期間:2006年11月~2012年3月)および「ニコン イメージングサイエンス寄付研究部門」(設置期間:2012年4月~)は、近年大きくなりつつある産業界の最先端光学技術と大学の光科学研究の乖離を埋めるため、産業に直結する光学技術を大学に根付かせ、次代の日本の光学産業を担うリーダーとなり得る優れた人材を育成することを目的としたものである。産業光学分野を理解し、その重要性に高い意識を持つ人材を育成し、日本の産業界・大学等へ送り出している。
  • 大学における教育活動に産業界の視点から新分野を導入したことによる成果と長期にわたる支援は、東京大学にとって顕著な功績があったと認められる。

今回の受賞は、大学と産業界をつなぐ当社の取り組みが高く評価されたものと認識しています。今後も、この取り組みに尽力し、次代の光学産業をリードする人材の育成に貢献していきます。

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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